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2008年04月05日

今どきの子育て

先に書きましたとおり、本日は8時から会議。
まだ終了していませんでしたが、午後はサンパレスで行われるシンポジウムに行ってきました。


テーマは「今どきの子育て」


私には縁遠いテーマでございますが、ボスが動員を集めなくてはならなかったので「じゃ、わたくしも行きます」と、思わず言ってしまったのです。
でも行ってよかったですよicon64


第一部 基調講演は東京大学名誉教授・国立小児病院名誉院長 小林登先生
「子供は未来、未来はこころ、こころは子育て」


育児には優しさが必要だそうです。
優しさに接しないと、発達プログラムが働かず成長ホルモンの分泌に変化があるそうです。
例えば、ガミガミ言う保母さんだと子供の体重は増えないとか。。。
体の成長だけでなく、IQにも影響するし、免疫も優しさによって強くなるそうです。


第二部は他の先生方も加わってパネルディスカッション
子どもの就寝時刻が遅くなっていること、遊びを知らないことで、心が育まれず次のような悪循環に陥っているそうです。


外での活動的な遊びがない・室内でのテレビ視聴やテレビゲーム→心地よい身体的疲労がない→夕食:食欲が出ない→室内での長時間にわたるテレビ視聴やテレビゲーム→光刺激による脳の興奮→遅い就寝→自律起床ができない→朝:食欲がない→慢性的な疲労感とイライラ、無気力、そして存在感がない


現実、仕事を持っていると難しい問題ではありますが・・・



もちろん、すべての家庭がこういう状況ではないと思いますが、何だかとっても危機感を覚えました。
って、独身で自由を満喫中のわたくしが言っても説得力ないですね。。。



そういえば、わたくしが幼稚園~小学校低学年の頃は8時が就寝時刻でした。テレビを見る時間も決められてました。
と申す以前に、当時はTVは1台しかありませんでしたから、チャンネル優先権は父、次は姉にあり見たいTVは見れなかったんですよね・・・
でも、土曜だけは9時までOKでドリフを見ていたような気がします。
ちゃんと考えてくれてたんですね。アリガトウゴザイマス。


よく「今どきの親は」と言われるが、その上の代、祖父母がそうやってなかったからなので「責任は自分たちにある」ということで、「ジジババ教育」を行っていらっしゃる先生も。「孫がいなくても地域の子どもに」とおっしゃっていて、よい取り組みだと思いましたicon12

  


Posted by tacky at 18:44Comments(0)