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2009年02月26日

産婦人科医不足

医師不足、特に産科医、小児科医、外科医の不足がニュースでの話題となることが多い今日この頃ですが、産婦人科医の不足を実感しました。


不覚にも風邪をひいてしまったようなので、仕事を早退して受診することに。
かかっている産婦人科に診てもらえるか、あるいは内科に行ったほうがよいか電話で相談したところ「もちろんお越しいただいても構いませんが、本日は院長一人で、まだ予約の方お一人の診療しか終わってないのです・・・。もしよろしければ、、、」と近くの内科を紹介していただきました。


すでに診療が始まって1時間以上経っているのに、お一人・・・。
きっと緊急(分娩)の患者さんがあったのでしょうね。


わたくしが通っている産婦人科は常勤は院長ひとりの医院。
※医院(クリニック)は、病床数が19床以下で、病院は20床以上です。
しかも超人気のところなので、市外から通われている妊婦さんも。


曜日ごとに交代でよそからDrがいらしていて、基本はDr二人体制なのですが、交代でいらしているうち一人は辞められ(?)、もう一人が休みのようで、院長が一人で診察する曜日が週に2日あるようです。


紹介していただいた内科に行ってみると、なんと午後は休診日。平日なのに・・・。
ですので、待つのを覚悟で産婦人科に行ってみると、「まだ午後の診療が始まってないので何時になるか・・・」とのこと。
仕方ないので近くの別の内科で診てもらいました。


産科医の不足理由として、他の内科(系)の医師と比べ産婦人科医師の当直が多いこと、訴訟率が高いこと、診療報酬が少ないこと(よって産科医を目指す学生が少ない)、女性医師の割合が高く、その女性医師が自分の出産や子育てなどを理由に離職してしまうことなどがいわれていますが、厚生労働省の安心して生み育てられる 産科・小児科医療体制の構築 によると、出生数あたりの産婦人科医師数の推移は横ばいとなっています。

地域による偏りはあるでしょうし、”産婦人科医”となっているので婦人科のみに携っているDrも数字に入っているのかもしれませんが数字上では減ってはいないということのようです。
もちろん昔に比べると業務が増えたということもあるかもしれないので一概には言えませんが。

わたくしは専門家ではないのですが、いち市民としていろいろと思うところもあります。
が、ここに書くのは時間があるときに詳しく調べてみてからにしようと思います。


でも、、、、とりあえず通っている医院の院長先生の激務がとっても心配icon10


そして、もし何かあった場合に自分が搬送される先はどこか気になったので、県内の総合(地域)周産期母子医療センターを確認。

福岡大学病院
久留米大学病院
聖マリア病院
北九州市立医療センター
九州大学病院
独立行政法人国立病院機構九州医療センター
福岡徳洲会病院
飯塚病院
九州厚生年金病院


どこに運ばれるにしても、時間がかかりそうです・・・。

  


Posted by tacky at 23:59Comments(0)