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2010年02月17日

お話の世界を楽しもう

本日は市が主催する育児セミナーに参加。
講師は大野城まどかぴあ図書館館長の川島久美子さん。
「お話の世界を楽しもう」というテーマで、絵本の読み聞かせ、ストーリーテリングについてのお話を伺いました。


多くの自治体が0歳児に絵本を手渡すブックスタート運動を推進していますが、わたくしが住んでいる市も4ヶ月検診の際に、絵本をいただきました。

友人からも赤ちゃん向けの絵本をプレゼントしてもらっていたので、3ヶ月くらいから読み聞かせていました。
が、最近はやっていませんでした。
まだ動けない頃はまだしも、ハイハイするようになってからは、なかなか聞いてくれないんですよね・・・。

でも、読み聞かせは内容を教えるのではなく、赤ちゃんとのコミュニケーションのツールだそうなので、また明日からやろうと思います。


しかし、子どもの読書活動の推進に関する法律があるとは存じませんでした。
平成13年に施行されているのですが、それほどまでに活字離れが問題になっているのですね。
とは言っても、急に問題になったわけでもなく、わたくしの少し前の世代くらいが子どもの時代から、活字離れ、メディアに関する問題はあったわけですが、生育環境の変貌(メディア漬け、都市化、核家族、早期教育)が一段と進んでいることが影響しているそうです。



なぜ、0歳から絵本の読み聞かせがよいとされているかというと、五感を通した直接体験プラス絵本などによる間接体験をすることで、豊かな心の成長ができるとか。
小さな子は本の中で体験をするので、何度も同じ本を「読んで」と持ってくるそうです。


前頭葉を使わない(読書をしない)ことへの警告書、清川輝基著『人間になれない子どもたち』かい出版、岡田尊司著『脳内汚染』文藝春秋や正高信男著『ケータイを持ったサル』中央公論新社があるそうなので、1~2冊読んでみることにします。


でも、そもそも本を読まない親が、子どもに読めって言っても読まないと思うんですよね・・・。
ま、わたくしは読みますけど。


読み聞かせについて、聞いた話をまとめると

・読み聞かせは、子育ての三原則(抱きしめて、笑いかけて、話しかけて)そのもの
・赤ちゃんは、親しい人の聞きなれた声でくり返し読んでもらうのが心地よい
・月齢が低いうちは絵本を見るのではなく、読んでいる人の口元を見るが、つかまり立ちができるくらいの月齢になってくると絵本など一緒にものを見ることができるようになる。
・0~1歳児への読み聞かせは、読むのは1割。聞いてくれているときは、間に自分の言葉をたくさん入れて読む
・その子にもよるが、1歳半から2歳くらいで絵本を本として認識するので、なるべく書いてある内容どおりに読む
・0~1歳児は子どもの身近なもの(食べ物、動物)や音(繰り返し)があがっている絵本を選ぶ
・赤ちゃんの視野は狭いので、赤ちゃんの肩幅くらいの小さな絵本がオススメ
・2~3歳児はやさしいストーリー(繰り返しのフレーズがあるもの)
・4~5歳児になると、たいていの昔話は理解できる


などなど。



読み聞かせはずっと続けたいと思っていましたが、本日の話を聞いて、Babyちゃんが大きくなったら、ストーリーテリング(読み聞かせが絵本に視線をもっていくのに対してストーリーテリングはそのお話しを一旦、語り手の中に入れて子ども達の目を見ながら語ります)をしたいな、と思いました。

絵本に向いているお話もありますが、絵がない中で自分で絵を想像するのって大切なことだと思うのです。
ストーリーテリングには昔話(日本のものに限らず)や『おはなしのろうそく』がオススメだそうです。

  


Posted by tacky at 23:58Comments(0)育児