小笠原伯爵邸

tacky

2008年03月03日 00:25

熱海から東京に戻り、ランチ。


小笠原伯爵邸に行って参りました


スペイン料理なのですが、イメージしていたものとは違いました。
斬新かつ繊細。。。


和食出身のシェフ西村純一さんは、89年単身でスペインに渡り、セビーリアのレストランで3年間務めた後バルセロナに移り「エル・ブジ」など星付きレストランで修行。2007年2月より「小笠原伯爵邸」の総料理長に就任。


まずは、シャンパンで乾杯



アペリティーヴォ

右側は、パンコントマテの上にイベリコ豚のハム。(スペイン語で、パンとガーリック、トマト、オリーブオイルのシンプルな組み合わせのこと。イタリアでは”プルケッタ”)

左側は右側の素材の物質を分解して作られたもの。
化学や物理学も組み込まれているお料理。


平貝とパンセタ・イベリカ、アロエ・ベラのカネロン

マンゴーで巻いてありました!!


黒トリフときのこ、ハモン・イベリコ・ベジョタの出汁の茶碗蒸し バジルのアイレ

小さく刻んだトリュフがたくさん入っていました。


と、飲み物がなくなったので赤ワインで再び乾杯


契約している農家で作られたワインということで「OGASAWARA」の文字。



エスクデージャのジュレと鱈の白子のブランダーダキャビア添え



駿河湾産赤海老のカルデレタと鹿児島産蜜芋のカプチーノ

海老の火の通り具合が絶妙・・・
スープは初めての味


高知産ポンカンと平驢

オレンジのソースが素晴らしい・・・


シャラン産仔鴨のローストと根セロリのピューレ千寿葱のカルソターダ

ちょっぴり苦い千寿葱のカルソターダが鴨に合います。



甲いかと豚足のアロス明太子のセルフィーユのアリオリ

いわゆるリゾット。いかと豚足の組み合わせが意外ですが、合うのです!!


ライチのソルベと薔薇のジュレフランボワーズのソース

この組み合わせも感動です。上の花びらは食用パンジー。


アールグレイのアングレーズコアントローのアイレ

メインのデザート。3層から成っています。

ソースをかけると、また違った味が楽しめます。



すべてのお料理が、見た目も味も食感も楽しめました。
食器はエル・ブジさんのところでも使われているというスペインの高級白磁コレクション OLAシリーズ。



久しぶりにお料理で感動しました


これで一つ星ということは、三ツ星のお店はいったい・・・


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